(うんぜんおんせん　しんゆきょうどうよくじょう)

雲仙温泉街にある共同浴場のひとつ。 雲仙地獄をぐるりと見学後に見つけた共同浴場で 見つけにくい場所にあるが、 目印として、雲仙宮崎旅館の奥にその浴舎はある。 一見民家風の浴舎は温泉街にひっそりと佇んでいて存在感は薄いものの、 共同浴場としては立派にその役目を果たしていた。 入り口には真新しい券売機、 そこで入湯料金１００円を支払い券は番台で渡す。 中は典型的な銭湯風で番台があって 木製の脱衣箱が設置された懐かしい趣。 雲仙地獄の見学途中だった私は タオルがなかったのでこちらで借りることにした。 料金は５０円だが、 貸しタオルには猫の毛がたくさん付いていたのが難点。 脱衣場と浴室の仕切り戸は暑かったせいか常に解放され、 一段下がった場所にある湯舟は丸見えだった。 そこからは湯から漂う硫黄の香りが脱衣場まであふれていて 温泉気分を盛り上げてくれる。 焦る気持ちを抑えて脱衣後浴室へ急いだ。 常連客と思われる２名の方が 世間話に花を咲かせてゆっくり湯浴みしていた。 念入りにかけ湯後、 硫黄泉の白く濁った湯船に浸かる。 少し深めの湯船には、 湯口から常時熱い源泉がかけ流しで供給されていて湯は新鮮だ。 湯舟の縁からはザーと湯があふれ出てとても贅沢な気分にさせてくれる。 ナミナミと張られた湯はちょっと熱めの４２度ぐらい。 幾分湯の色は透明感はあるが、 こまかな白い湯の華が舞っている。 硫黄泉らしいキリリとした浴感ではあるが、 ツルツル感もあって秀逸だ。 しっかりとした硫黄の香りは健在だ。 飲泉したところわずかな酸っぱさと タマゴ臭が口いっぱいに広がった。 浴室内洗い場のカランの湯も温泉使用の優れもの。 小さな共同浴場ではあるが、 雲仙温泉のありのままの姿の湯が堪能できる 優れた温泉場であると言えよう。 湯上がり後、 入り口を出たところで白と黒、茶色の温泉猫がいた。 この猫が貸しタオルに付いていた毛の主であろう。 雲仙温泉で宿をお探しのあなた。 宿に直接予約する前にじゃらんや楽天トラベルで予約する方がお安く泊まれることがあります。 空室確認もWeb上で簡単に確認できるすぐれもの↓ 見るのは無料、今すぐアクセス(^_^)↑
温泉の場所

コメント	温泉街の最奥にひっそりと佇む共同浴場。
温泉の泉質	酸性硫化水素泉/泉温51.2度/ｐｈ2.4
適応性	血行障害、疲労回復、リウマチ、慢性皮膚疾患
営業時間	9：00〜23：00 定休日：第2・第3・第4水曜日（祝祭日の場合は営業）
料金	大人（中学生以上）１００円 子供（１歳〜小学生）５０円 貸しタオル50円
割引情報
入浴施設	男女別内湯各1で湯舟が各１、サウナなし
備品等	カギ付ロッカー
連絡先	〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320 ＴＥＬ0957-73-3545
アクセス	長崎自動車道・諫早Ｉ．ＣからＲ５７を小浜温泉経由で約４４ｋｍ
駐車場	なし、有料市営駐車場を利用
お気に入り度
塩素消毒臭度	012345
公式HP	雲仙観光協会
温泉情報
入湯日付	2009年８月３日（月）晴れ

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