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温泉奉行所>岐阜県の温泉>焼岳温泉 奥飛騨ガーデンホテル焼岳 |
2019年8月、『野天風呂を探るツアー』と銘打って目指したのは…、 本日ツアー二日目、温泉博士入湯手形として掲載されていた 『焼岳温泉 奥飛騨ガーデンホテル焼岳』へ向かいます。 平湯温泉から国道471号線を栃尾温泉へ向かう道中、 奥飛騨クマ牧場前を経由してすぐに左折すれば 青い屋根の立派な温泉ホテルが目に飛び込んできます。 ![]() 日帰り入浴者はホテル手前にある専用駐車場に車を停めて…、 ここは標高1000メートルの山間にある温泉地。 都会では夏の盛りだけれど、ここは涼風吹き抜ける別天地。 ![]() ホテル玄関前は駅のホームみたいな構造になっていて、 何かの列車?が展示されています。HPで確認してみると、 北海道で活躍した車両を再利用したカラオケルームらしい。 ![]() フロント前は広々としたロビーで白系の立派なソファーが並びます。 日帰り入浴も積極的に受け入れてくれるコチラのホテル、 料金は700円ととってもリーズナブル。 ![]() 浴室はフロント前を通り過ぎた奥にあって、 入り口には紺と朱の暖簾がかけられているのですぐにわかります。 露天風呂は混浴ですが、入り口は男女別なのでお間違え無く。 ![]() この温泉に訪れたのは今年二回目、良い温泉は何度訪れても飽きがきません。 脱衣場は広さも十分あってゆっくり準備ができる和風空間。 平日の昼間はいつも貸し切り状態です。 ![]() 内湯窓際に変形湯船がひとつと、脇に小さな四角い水風呂はサウナ用。 男性浴場『医王の湯』、女性浴場『薬師の湯』と名付けられた湯船は 循環加温式の白湯で温泉ではないようです。 ![]() 内湯には『岩盤浴韓国風式サウナ』と普通の『サウナ』も完備され サウナ好きなお奉行様も存分に楽しめる。 内湯で少し体を温めて場所を露天エリアへ移ります。 ![]() 『立湯』湯船 露天エリアとはいっても完全屋根付きの周囲は塀で囲われた閉鎖空間。 右手に水深の浅い『寝湯』と水深の深い『立湯』のコラボ 左手にぬるめ岩風呂の『日光の湯』とあつめ檜風呂の『桧の湯』 ![]() 四角てプールのような『立湯』は水深130センチと正に泳げるレベル。 湯の中で源泉がドバドバ供給され、源泉に含まれる炭酸ガスもブクブク噴き出している。 ぬるま湯で心地よいコチラの湯船は実測温度38.6度と気持ちいい。 ![]() お湯には透明感があって青や緑、茶色に変化を見せる泉質『ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉』 風味はドロ、硫化水素、鉄、炭酸など様々な個性ある香りに包まれる。 浴感は中性でサラリとしているので万人に好まれるタイプの温泉だ。 ![]() 『寝湯』エリアも容量タップリ。 細かな湯の華がうっすらと積った湯の底は歩けば舞い上がり、 横になれば本気で眠り込んでしまいそうなのでここは割愛します。 ![]() 外光が差し込む岩風呂の『日光の湯』は円形でこじんまりしています。 岩の間から熱い源泉が落とされた源泉かけ流しの湯船は 静かに温泉を愉しめるよう温度は低めの設定だ。 ![]() 実測温度は40.7度 一旦湯に浸かれば何もかも忘れられる無の境地となりうること間違いなし。 淡いイオウの香りがとても心地よい。 ![]() 檜風呂の『桧の湯』は枠にヒノキが使用されているそうだが、 湯に含まれるカルシウムの析出物に覆われ石に変化したよう。 コチラも熱い源泉が注がれた完全かけ流しの湯船です。 ![]() 実測温度は42.7度とあつめ設定だが、 湯に含まれる温泉成分によって熱さはそれほど感じません。 長湯すると湯あたりをおこす恐れもあるから注意してくださいね。 ![]() さっきから人の気配を感じながら湯船に浸かっていましたが、 その気配はこの腹筋の割れたマネキン人形でした。 ここから先は人形のように備え付けのタオルを腰に巻いて進みます。 ![]() (2019年2月) 開放感たっぷりの混浴露天風呂エリアは、 冬季は雪山に囲まれ冷たい空気がピンと張り詰めています。 夏季は山の緑に涼風流れる秀逸な露天風呂である。 『うぐいすの湯』と呼ばれているコチラ湯船は 先ほど入湯した源泉とは別モノでこのホテルが所有する 4本の自家源泉の内のひとつらしく公式HPによると、 『約3億6千万年前の海底の地層が隆起してできた地層で、 各種ビタミン・ミネラル等が自然の状態で含まれた、 国内唯一の超深層水温泉』なのだそうです。 硫黄成分由来の黄緑色に見えるお湯でわずかに酸性を感じます。 湯船の底には黄色み強く感じる湯の華が積もり、歩けば舞い上がる。 湯船中央部から岩を伝って熱い源泉が注がれ、 真中へ行くほどに熱くなり、 湯船の端に行くほどに温くなっています。 ![]() (2019年2月) さらに奥にある『打たせ湯』エリアです。 小砂利が敷き詰められた超浅い湯船は歩けば足が砂利が沈みます。 まるでテーマパークにあるジャングル巡行みたいなアトラクション湯。 打たせ湯が幾条かあるが冬場は寒いかも。 湯がしたたり落ちる滝の奥にポッカリ空いた洞穴の奥には 『瀑泉洞』と呼ばれる洞窟風呂が続いています。 ![]() (2019年2月) 天然の洞窟ではなく人工的に造られた湯船ですが、 深さもあって少し変わった雰囲気の温泉が楽しめます。 岩陰でカップルがひっそり温泉に浸っていることがあるので邪魔しないように。 ![]() (2019年2月) 洞窟からの眺めはきわめて非日常的。 昨日までストレス社会で普通に仕事していたのがウソみたい。 こんな景色を愛でつつ温泉に浸かっていれば嫌なことからも解放される。 混浴温泉エリアは女性も湯浴み衣があるので安心して温泉を愉しめます。 こんな秀逸な温泉を後世に長く伝えていきたい温泉サムライです。 ご興味のある方はみんなで訪湯して盛り上げたいところですね。 ![]() 湯上り後の休憩スペースも充実しています。 広い畳のスペースに無料の給水設備の設置。 何よりもこの静寂な空間が魅力的じゃないですか。 ![]() さらに奥のスペースにはガラス張りの足湯まであります。 ガラス窓は温泉の湯気で曇っていますが、 外の景色は奥飛騨の雄大な自然の風景がとっても素敵です。 2019年2月と8月に訪れましたが、 いずれも一人宿泊を受け付けていなかったように思われます。 次回は宿泊でゆっくり温泉を愉しみたい温泉ホテルなのです。 焼岳温泉奥飛騨ガーデンホテル焼岳で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんnetや楽天トラベルを介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓
一度お試しあれm(_ _)m |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 山間に佇む混浴露天風呂を備える豪華温泉ホテル。 |
温泉の泉質 |
源泉名:焼岳天皇泉うぐいすの湯1号泉/泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(中性-低張性-高温泉)/源泉温度70.8度/pH7.1/成分総計2.834g毎kg |
適応性 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、間接のこわばり、打ち身など |
営業時間 |
日帰り入浴時間12:00~22:00(最終受付21:00) |
料金 |
日帰り入浴料金 700円※小学生未満は無料 素泊まり5500円~(楽天トラベル) |
割引情報 | |
入浴施設 |
男女別内湯浴室各1、男女別露天風呂各1、混浴露天風呂、男女別サウナ各2 |
備品等 | シャンプー、リンス、ボディーソープ |
連絡先 |
〒506-1432 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根2498-1 TEL:0578-89-2811 FAX:0578-89-0122 E-mail:yakedake@okuhida-gh.com |
アクセス | 電車:JR高山駅より新穂高行きバス奥飛騨ガーデンホテル焼岳下車 ※但し福地温泉経由しか当館の前を通りませんのでご乗車の際必ずご確認ください。 車:中部縦貫道高山ICから車でR158からR471経由で約1時間 |
駐車場 | あり、無料 ※収容台数:乗用車50台/バス10台 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345(かけ流し) |
公式HP | 焼岳温泉奥飛騨ガーデンホテル焼岳公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2019年8月22日(木)曇り 2019年2月21日(木)曇り |
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