(ゆのみねおんせん こうしゅうよくじょう くすりゆ)
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開湯は四世紀頃と歴史ある湯の峰温泉は、 中世に小栗判官(おぐりほうがん)がこの温泉で蘇生したと伝説が残る。 死者が蘇るほど効能のある温泉という意味なのか…。 ![]() 湯の峰温泉の中心部には、 コンクリート造の古びた一軒の公衆浴場があります。 コチラの施設には入り口の違う二カ所の浴室があって、 手前には「一般湯」、奥には「くすり湯」という名の湯船があるそうだ。 ![]() 名前からしてとっても効き目のありそうなコチラの湯をご紹介します。 「一般湯」とは入り口や脱衣場、料金までもが異となり湯船の湯も別モノらしい。 高温源泉を水で薄めることなく自然に冷ました湯を使用することによって 温泉の持つ効能を100%引きだそうとした湯船なのだ。 ![]() 床や壁がすべて板張りの玄関ホールは心和みます。 大きな玄関入り口に対してこじんまりとした脱衣場へと進みます。 ![]() 浴室からは硫黄の香りが入湯者を手招きするように漂い、 裏山の澄んだ空気が脱衣場に満たされ、 都会にはないモノを感じさせてくれた。 ![]() 手早く準備を整え内湯の扉を開けます。 幸いにも入湯者は私一人きり。 おもむろにかけ湯しゆっくり湯船に入湯です。 段差のある湯船の底は半身浴もできるよう工夫され、 透明感のある湯は湯葉の様な白い湯の華が 大量に舞い散り気分を盛り上げてくれる。 ![]() 上を見上げると吹き抜け状となって高い天井が古い浴舎を彷彿とさせ、 湯気がこもらない工夫がなされ、 のぼせることなくゆっくりこの湯を堪能できました。 ![]() 湯の温度は実測42.2℃。 甘く火薬にも似た香りを持つ硫黄成分とわずかな塩分、 肌をツルツルにする重曹成分をも含んだこの湯に浸かれば、 どんな難病にも効き目がありそうな気分になるのは私だけではないはず。 「つぼ湯」に入湯すれば「一般湯」かコチラの「くすり湯」がセットで 利用することができるオマケのような共同湯ではあるが、 つぼ湯とは源泉が違っていたり、 一般湯の加水状況がそれぞれことなり個々の持つ特徴の違いが微妙に感じ取れた。 文字で表現するには微細なモノかもしれないが、 現地へ行かれたときは是非味わっていただきたいモノである。 なお、くすり湯では石鹸などの使用が禁止されているので注意して下さいね。 ここまで読んで頂いた皆様にだけお伝えします。 湯の峰温泉へお泊りをご検討されている方は じゃらんにおいて無料で格安料金の宿や空室確認ができる機能がお勧め。 煩わしい電話での問い合わせは気が引けるあなたにお勧め。 宿泊料金も正規料金よりお安く泊まれる特典も掲載されるなど 私はいつも確認してから宿泊予約しています。 時には楽天(旅館あづまやなど)においても格安プランや 高還元ポイントがゲットできるのであわせてチェックしましょう。 評価について、 源泉を惜しげもなく大量かけ流しで愉しめるコチラの公衆浴場は 宿泊でなくても日帰りで存分に味わえる。 つぼ湯や一般湯において利き湯を楽しんだり、 源泉が湧き出す『湯筒』で作る温泉卵も是非体験していただきたい。 温泉や施設など評価は文句なしの5つ星の評価ですが、 湯の峰温泉において甲乙を付けるとなると 不本意ながら4つ星の評価となってしまう。 |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 趣ある公衆浴場で良質の源泉が格安料金で楽しめるが、若干の加水があるようだ。 |
温泉の泉質 |
源泉名:光明湯 |
適応性 | リウマチ性疾患・皮膚病・神経痛・慢性婦人科疾患・糖尿病など |
営業時間 |
つぼ湯利用時間6:00〜21:30 公衆浴場利用時間6:00〜22:00 定休日:無休 |
料金 |
大人380円 子供190円(12歳未満) |
割引情報 |
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入浴施設 | 男女別内湯1、貸し切りつぼ湯(別料金)、男女別くすり湯(別料金) |
備品等 | 桶、腰掛、更衣ロッカー 温泉くみとり場もあり温泉水を持ち帰ることもできます。 (10リットル100円) |
連絡先 |
〒647-1732 和歌山県田辺市本宮町湯の峰122 TEL0735−42−0074 |
アクセス | 公共機関:JR紀伊田辺駅 ⇒ 龍神バス ⇒ 湯の峰温泉(約100分) JR新宮駅 ⇒ 熊野交通バス・奈良交通バス ⇒ 湯の峰温泉(約70分) 自家用車:南紀田辺IC約60km(約70分) |
駐車場 | 100台、無料 (民宿瀧よし様横) |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345 |
公式HP | 熊野本宮観光協会のHP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2012年8月6日(月)曇り |
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