京都府と奈良県の県境付近に湧き出たという天然温泉「ゆららの湯 押熊店」を訪れた。
ここは奈良平城京跡や西大寺から近くにあるが、古都奈良を思わせる風景はなく周囲は小高い丘陵にたくさん住宅が立ち並んだ一角にあるスーパー銭湯だ。
奈良市郊外ながら結構な市街地なのでアクセスする場合は地図をよく確認してから出発しないと、私のように迷ってしまう羽目になる。
施設に進入する場合は、道路に中央分離帯が敷設されているため、西向き方向の車線からしか進入できないので注意が必要です。
入口は二ヶ所あり手前が食堂を経由しての入口で、奥は銭湯の入口となっているが、どちらから入っても施設内はすべてにつながっているので戸惑うことのないようにしてほしい。
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通り沿いにある櫓型看板

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受付前

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入湯料金を券売機で購入しカウンターへ渡す。タオルは別料金でロッカーは100円リターン式です。
脱衣場からは内湯への入口と露天風呂の入口があり、大きな窓からは露天風呂の全景が見渡せる構造となっている。
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まず始めに開放感たっぷりの露天風呂から入湯です。
この日の男湯は『純和風大露天風呂』で、
ちなみに女湯は『南国バリ風大露天風呂』だそうです。

男女それぞれ違う源泉井戸から違う泉質の湯が使用されているという。
純和風露天風呂の源泉名は『ならやまの湯』
単純泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
南国ジャワ風露天風呂の源泉名は『朱雀の湯』
ナトリウムカルシウム塩化物炭酸水素塩温泉(低張性中性低温泉)
ということだ。

露天風呂には人口の大きな滝と渓流が露天風呂のぐるりを流れている。
その人口滝の前に四角い檜風呂があるのでそこから入湯する。
かけ湯をし、ゆっくりと湯舟に浸かると温度はぬる目の40度。
湯はろ過循環加温されており消毒による塩素臭もあまり感じることはないが、
正面大きな人口滝からの塩素臭がきつく、そちらの方が気になってしまう。
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湯は微白濁?極わずかに濁っているのが確認できる。浴感はそれほど体感できる特徴はないが、塩素消毒臭と共にわずかに温泉の香りを感じ取ることができた。
露天風呂は他に大きな岩風呂2つあり、1つはぬるめ40度と熱めの42.5度の湯が張られている。大きくゆったりとした岩風呂は作りが入り組んでいるためか、隅の方によどみができていて汚れているところがあるのでよく確認してから入浴したです。
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内湯から露天風呂を望む

建物内部の様子
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内湯には湯船が1つあって深いところと浅いところが設けられ好みに合わせて入浴できる。お湯はすべて源泉が使用されているが、かけ流しで使用されているところは残念ながらなかった。
他にもサウナ3ヶ所と地下水使用の水風呂が設置されていたのでサウナ好きな方はゆっくりできそうだ。
評価について、
建物は純和風の奈良をイメージして設計されているように感じる。内装もふんだんに間接照明が使用され和を感じさせてくれた。
湯は掛け流しではないものの、とても大きな岩風呂が設置されそれなりの「温泉」を体感できるが、人口の滝や渓谷を再現しているところに、何か違和感を感じてしまう。
そんな人口モノよりも、小さくても冷たくても構わないのでぜひ源泉掛け流しの湯舟設置を期待して3つ星の評価とした。 |
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温泉の場所 |
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