赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】
(あかゆおんせん こうざんそう)



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2022年の夏休み『新潟、福島、栃木の混浴温泉を求めて』をテーマに
3泊目の宿泊地に選んだ温泉地は、福島県『幕川温泉 水戸屋旅館』
コロナオミクロン株も下火になってきたので作戦決行だ。

日帰り入浴で土湯温泉『ホテル山水荘』を訪湯した後、
次に向かったのは標高1200メートルにある『赤湯温泉 好山荘』。
安達太良山山麓には秀逸な温泉が目白押し、どこに行っても外れのない温泉郷。

幕川温泉 水戸屋旅館【温泉奉行所】

日本の道百選にも選ばれた
磐梯吾妻スカイラインからの景色は360度ナイスビュー。
目指す温泉地はここから更に奥地にあるというので急ぎます。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

土湯峠の県道30号線からダートの枝道を下れば真新しい『好山荘』が見えてきた。
思い描いていた山小屋風の鄙びた温泉地とは
かなりかけ離れた温泉旅館にさらなる期待が膨らみます。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

旅館内部もピッカピカ。
どこぞのビジネスホテルのような装いに戸惑いを隠せません。
1947年頃に赤湯温泉一軒宿として開業した温泉宿は、

2021年3月、2022年3月の地震で度重なるダメージを受け、
国の補助やクラファンなどを受けて
2022年7月から現在の建物で営業を再開したそうだ。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

女性スタッフが笑顔で旅館のことを説明してくれて、
旅館内には男女別の内湯と少し離れた屋外に露天風呂があるらしい。
まずは内湯から調査を開始します。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

フローリングにベージュの脱衣箱はすべてにおいて新しく、
清掃状況や整理整頓、嫌な臭いも全く感じない脱衣場で
快適に入湯準備を進めます。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

木の香りが漂う内湯には鉄さび色に色付く湯船が湯をたたえております。
湯に浸かれば鉄の香りに包まれて軟らかい浴感の湯は、
源泉名『赤湯の三番の湯』pH6.7のほぼ中性の湯。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

泉質は単純泉と表記されているが、
鉄分はもとより炭酸や豊富な鉱物の香りを感じさせてくれた。
湯船の温度は実測43.4度と少し熱めとなっていた。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

内湯から場所を変えて、建物の外にある露天風呂へと向かいます。
場所は駐車場を隔てた少し離れた場所にありました。
樹海の一歩手前にある露天風呂はご主人自作ということで楽しみ。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

黒い板の塀に囲まれた露天風呂エリア。
仕切りの奥へと進めば白いドーム状の脱衣場が現れた。
内部はどうなっているのでしょうか?

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

何かのタンクとしてで使用されていたのか?
白く塗りこまれたタンク内は脱衣かごが散乱しています。
圧迫感があるので外で着替えます。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

屋根の下に青白く濁る湯船がひとつ、
湯を溢れさせ私を迎えてくれた。
内湯とは別源泉の『単純硫黄泉』は硫化水素の香り漂う湯船なのです。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

実測温度43.6度と熱めですが、湯に浸かるとそれほど熱くは感じません。
パンチの効いた硫化水素含有の温泉は身体もよく温まります。
木製の湯船は底に沈んだ湯の華でツルツルよく滑ります。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

自然に生えている木々も庭園の一部に見える露天エリアは
奥行きがあって広々で森の緑が美しく目に映ります。
風のそよぐ音、木々の騒めき、ゆっくり流れる時間の経過がすばらしい。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

注がれる湯の温度は実測47.6度
あ~気持ちいい。もっとゆっくり湯浴みしたいが出発時間が迫ります。
次はのんびり宿泊で訪れたい、そんな赤湯温泉なのでした。

赤湯温泉 好山荘【温泉奉行所】

次に向かったのは『幕川温泉吉倉屋旅館』です。

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温泉の場所 赤湯温泉 好山荘の地図【温泉奉行所】
赤湯温泉 好山荘の地図【温泉奉行所】

コメント 土湯峠に佇む秘境系温泉は二本の自家源泉を持つ温泉旅館。
温泉の泉質

源泉名:赤湯の三番の湯/泉質:単純温泉(低張性-中性-高温泉)/源泉温度52.8度/pH6.7/湧出量70.4リットル毎分(自然湧出)/成分総計0.9413g毎kg

源泉名:赤湯温泉 白湯/泉質:単純硫黄温泉(硫化水素型)/源泉温度49.1度/pH3.9/湧出量17リットル毎分(自然湧出)/成分総計0.2234g毎kg

適応性 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき優性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など
営業時間
期間営業(4月下旬~11月下旬)
チェックイン14:00
チェックアウト10:00
日帰り入浴時間10:00~14:30
料金
日帰り料金700円
一泊二食付き 8,550円~15,900円(1室2名様 朝夕食付サ込税込の1名料金)
割引情報 【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
入浴施設
男女別内湯(各1)、男女別露天風呂(各1)
備品等 リンスインシャンプー、ボディーソープ

連絡先

​〒960-2157
福島県福島市土湯温泉町鷲倉山1-6
電話0242-64-3617(電話受付時間​ 10:00~20:00)
※冬季期間中(11月上旬~4月下旬)電話は不通
アクセス 電車:JR東北新幹線福島駅下車、西口より吾妻スカイライン周遊バスで新野地下車、徒歩6分。土湯温泉、新野地より送迎あり(要予約)
車:東北自動車道福島西ICから国道115号線経由約50分。
携帯電話
インターネット環境
不明
駐車場 無料駐車場あり
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345(源泉かけ流し)
公式HP 日本秘湯を守る会の公式HP
温泉情報
入湯日付 2022年9月28日(水)晴れ


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