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温泉奉行所>静岡県の温泉>大滝温泉 天城荘 |
2020年はコロナウイルスの流行り年。 ツアーに行くか行くまいか、思案した挙げ句に決めました。 恒例『温泉文化を探るツアー2020』出発です。 修善寺温泉と湯ヶ島温泉を満喫後、天城峠に向けてR414を上ります。 道中、『浄蓮の滝』という景勝地があるので寄り道します。 駐車場は無料なのですが、滝までは石段の往復になります。 ![]() 日本の滝百選に選ばれた『浄蓮の滝』は高さ25m、幅7mの滝 玄武岩柱状節理の岩肌を流れ落ちる滝を見ていると気分爽快です。 でも、往復の石段が片道200段以上あるので意外と疲れました。 今から目指す『大滝温泉 天城荘』は、 天城トンネルをくぐって河津七滝ループ橋をグルグル回って降りたところを左折、 その先に平屋の立派な瓦屋根が見えてきます。 ![]() 宿泊を検討していましたが、この日は一人宿泊プランがなかったので 日帰り入浴で楽しみたいと思います。 駐車場に車は少なく、のんびり温泉を堪能できそうだ。 ![]() 日帰り入浴も受け入れてくれる天城荘なのですが、 料金は大人2000円と決してお安くないのです。 女性スタッフによる館内の案内を聞いてから温泉エリアへ向かいます。 ![]() ロビーからエレベーターに乗って下の階へ、 赤いじゅうたんが敷かれた長い廊下を奥へ奥へと進むと、 左に内湯入り口がありますが、まずは露天風呂エリアを目指します。 ![]() 廊下を突き当たると屋外への出入り口があります。 引き戸を開けるとスリッパがたくさんあって履き替えると良いという説明でした。 履いてきた靴はもらった袋に入れて持ち歩いてさらに前進です。 ![]() 屋外に出てからは大滝に続く観光用の山道に続いており、 石段が結構あったりして下へ下へと降りて行く。 内湯で水着に着替えて露天風呂へ行ってもいいですよ、という案内もあったが…。 ![]() 大滝を見学する多くの観光客とすれ違うため、 2月の真冬に水着での往復は寒いうえに、かなりの勇気が必要と思われた。 5分ほど歩いた先に大滝の雄姿が見えてきた。 高さは約30メートル幅約7メートルある大滝は、 玄武岩の柱状節理の垂直な崖から流れ落ちる滝で水量も多くて圧巻だ。 滝を望む展望台から露天風呂エリアも丸見えになっています。 ![]() 露天風呂エリアへは専用のゲートを開けてさらに進みます。 簡易な男女別脱衣場には鍵付きロッカーもあって荷物の盗難も防いでくれる。 手早く水着に着替えて露天エリアへ。 ![]() 阿部寛主演の映画『テルマエ・ロマエ』にも登場したコチラ温泉、 大滝の袂に複数の露天風呂があって お湯はすべて源泉かけ流しとスバらしい。 ![]() まずは脱衣場前にある露天湯船に入湯します。 観光用の滝を望む展望台からの観光客の視線が気になりますが、 大滝を望みつつ温泉入湯はすこぶる爽快である。 ![]() お湯の実測温度は42.4度と程よい熱さ、 浅めの湯船でのぼせにくいのが嬉しいかもです。 硫酸塩やメタケイ酸を感じる単純泉は万人に優しい泉質だ。 ![]() 滝に向かって温泉を巡ってみます。 『滝見の湯』は四角い空間内に岩風呂があって雨天でも楽しめるようになっています。 実測温度は41.8度、ここではカップルがコッソリ湯を愉しんでいたりします。 ![]() 大滝に一番近い場所にあるのが右側の小さな『しぶきの湯』 『滝の水が混入して温度が低いです』との案内でしたが、 滝からの水しぶきと風が強烈に感じられます。 ![]() 実測温度は34.2度ととってもぬるい湯加減ではあるが、 滝から流れ落ちる水の勢いに圧巻されながらの入湯は気分が高揚します。 パイプから供給されているお湯は38.4度となっていた。 ![]() 大滝の雄姿も迫力があるが、 側面に聳え立つ玄武岩柱状節理の垂直な岩盤がスゴイ。 崩れてきたら一巻の終わりだね~。 ![]() 岩盤の高さと湯の温度の低さに背筋も凍ってきたので、 近くにあった名物穴風呂へ。 かなり薄暗い洞内はチョッとした探検気分を味わえる。 ![]() 高温多湿の洞内は奥行き30メートルと奥深く、 途中左右に『男湯』『女湯』と通路が分かれるが 少し進んだところで合流しています。 ![]() 狭くなったり広くなったりと変化を見せる洞内は 実測の洞内温度35.9度ととっても蒸し暑く、ミストサウナのような体感だ。 ちなみにお湯の温度は実測37.7度です。 ![]() さすがに蒸し暑くなってきたので川下にある『河原の湯』へ移動です。 温度差のある湯船はすべてかけ流し、 好みの温度や場所が選べて滝も望めて気分よし。 ![]() 屋根付きの岩風呂もあって観光客からの視線や雨もしのげます。 『河原の湯』の温度はそれぞれ36度から42度までと多彩な変化を見せている。 温度の低い湯は加水された感もありますが…。 ![]() 屋根のある小さな湯船は実測温度41.8度、 コチラも人目を忍んでカップルが入湯していることがあるので お邪魔にならないように…。 ![]() 『河原の湯』の近くに打たせ湯もありますが、 大滝の水量に比べてこの心細い湯量の打たせ湯は まるで年寄りの〇〇〇〇である。 ![]() 更に下流へ進めば『大願成就』の石碑の袂に小さな滝と湯船?がありました。 私も大願成就を祈念して入湯してみることに。 さて入湯できるのでしょうか? ![]() おっと、先客の錦鯉さんがのんびり入湯中? チョッと足を浸けてみたけど、ああっと、激冷たい。 コチラはただの冷たい池でした。 ![]() 更に下って行くと季節限定(4月下旬から9月下旬頃)の 25メートル温泉プールがあるのですが、 季節外なので行くのはやめました。 ![]() 露天風呂をのんびりタップリ堪能したのち、 一度服に着替えてもと来た道を戻り内湯を目指します。 木々の隙間から河津七滝ループ橋が垣間見える。 ![]() 内湯には『伊豆石の湯』と『天城岩の湯』があって、 この日の男湯は『伊豆石の湯』ということで 早速のれんをくぐって入場します。 ![]() 木の温もりを感じさせる脱衣場はとても落ち着いた空間。 鍵付きのロッカーもあって荷物の保管も安心だ。 誰も入湯していなく貸し切りで楽しめそうです。 ![]() 江戸城築城にも使用されたという伊豆石で造られた湯船は 内湯中央付近で静かに湯を湛え溢れさせていた。 鏡のようなキラキラと平らな湯鏡に静かに入湯します。 ![]() 実測温度は42.2度と冬季では適温の湯船。 5本ある自家源泉のうちの3本を使用した混合泉でpH7.9の軟らかい温泉だ。 静かに温泉を堪能するにはコチラ内湯がおススメかも。 ![]() 暑くなってきたら露天風呂もあります。 満開の河津桜とループ橋を望みて温泉が堪能できる贅沢な湯船は、 実測温度40.7度とチョッと温めで長湯も楽しめた。 ![]() 脱衣場には麦茶や活性炭水が無料で頂けるので水分補給。 多彩な天城荘の温泉湯船、景観を胸に刻み、 ひと時の休息。 ![]() もう少しゆっくりしたいのですがもう時間です。 宿泊できなかったことが悔やまれるが、 本日の宿、『金谷旅館』へと出発です。 天城荘で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんnetや楽天トラベルを介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓
↑空室確認もWeb上で瞬時にわかるすぐれもの 一度お試しあれm(_ _)m |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 水着着用必須の混浴露天風呂ですが、大滝を望みながらの入湯は気分爽快です。 |
温泉の泉質 |
源泉名:『蛇湯』、『天城自然公園第2号泉』『天城自然公園第3号泉』/泉質:単純温泉(低張性-弱アルカリ性-温泉)/泉温40.7度/pH7.9/成分総計0.5307g毎Kg【内湯掲載温泉分析書】 |
適応性 | 神経痛・筋肉痛・関節痛など |
営業時間 |
日帰り入浴11:00~19:00迄 (※最終受付18:00) |
料金 |
大人2000円 小学生1500円 幼児1000円 ※水着レンタル300円 |
割引情報 | 【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元! |
入浴施設 |
水着着用混浴1、男女別内湯各1、有料貸切湯あり |
備品等 | シャンプー、リンス、ボディーソープ、他 |
連絡先 |
〒431-0501 静岡県賀茂郡河津町梨本359 Tel:0558-35-7711 |
アクセス | 電車:伊豆急行線河津駅より東海バス修善寺行約20分「大滝入口」下車徒歩30秒 車:東名高速沼津I.Cを下りR414天城峠方面、ループ橋を下り終え直ぐ左折河津七滝入り口より約500メートル |
駐車場 | あり、無料 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345(かけ流し) |
公式HP | 天城荘公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2020年2月12日(水)曇り |
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