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(ふるさとおんせん さくらじましーさいどほてる)
温泉奉行所>鹿児島の温泉>古里温泉 桜島シーサイドホテル |
2023年春、『突然桜島が見たくなったので出発』の旅 大阪南港から志布志行きのフェリー『さんふらわあ』に飛び乗って 一路鹿児島県へ。 次の日の朝に鹿児島県志布志港へ到着後、 レンタカーとして借りたプリウス君で向かったのは…、 初日の宿、古里温泉『桜島シーサイドホテル』へ向かいます。 ![]() 道中、日帰り入浴を繰り返しながら、桜島を一周ドライブを楽しみます。 もともと孤立した島だった桜島は、大正3年の噴火で大量に流出した溶岩によって 瀬戸海峡を埋め立てられ、桜島は大隅半島と地続きになりました。 ![]() 桜島の大爆発は、黒神一帯を火山灰、軽石等で埋め尽くしたそうで、 高さ3メートルもあった腹五社神社(黒神神社)の鳥居は笠木だけを残して埋没しました。 桜島一周36キロの道中は、観光スポット盛沢山楽しいドライブでした。 ![]() 桜島一周ドライブを終えて本日のお宿『桜島シーサイドホテル』へ到着。 ちょっと古びたレトロ感ある温泉ホテルではあるが、 混浴露天風呂を備えるホテルなのでチョイスしてみました。 ![]() 背後に桜島が迫る位置にあるコチラホテル、 客室は全室オーシャンビューで、錦江湾の雄大な景色を楽しむことができるらしい。 チェックインを済ませて客室へと向かいます。 ![]() バス、トイレ付和室の標準的な客室は古さは感じるが悪くはない。 旅行支援でお安く利用できたので満足なのです。 さて、窓からの景色はどんな感じなのでしょうか? ![]() 湖のような静かな海面が一望できるオーシャンビュー。 向こう岸には小さく開聞岳も確認できます。 いつまでも見ていたくなる景色ですが、温泉へと向かいます。 ![]() 昭和48年に開業したというコチラホテル、 程よいレトロな雰囲気を見学しつつ、 まずは名物の混浴露天風呂へと向かいます。 ![]() 扉を開けるとコンクリ製の下り階段がしばらく続きます。 最初は植生に覆われた景色も、下るにつれ少しずつ開けて海も目前に見えてきた。 右に曲がったところに露天風呂がありそうだ。 ![]() 海辺の近くにありました露天風呂が。 入湯するものは誰もなく貸切で利用できそうだが、 脱衣場のような施設はなくその辺での脱衣となりました。 ![]() コンクリ製の床に脱いだ浴衣を脱ぎ捨てて、 おもむろにかけ湯をして湯船へと入湯します。 もちろん完全かけ流しの温泉で何とも言えぬ心地よさ。 ![]() 塩化物泉を基調とする温泉は、若干の鉄風味、だし風味を感じます。 文字に起こせない特異な香りも感じる湯はカルシウム析出物を多く感じます。 湯船の実測温度は42.4度と適温に保たれています。 ![]() 岩盤上部からかけ流されているお湯の温度は44.8度、 若干、炭酸も含まれるのかな? とても身体温まるお湯なのです。 ![]() 湯船にゆっくり浸かっていると遠くの海面と一体になれそう。 ふと気付くと二人の女性がコチラにやってきた。 日帰り入浴者として混浴と知らずに湯船まで来られたそうだ。 ![]() 関東方面から九州旅行で来られた女子二人組は、 裸の私とお話はしてくれたものの、結局湯船には入湯せず去っていきました。 せっかくここまで来たのにもったいないですね。 ![]() さて、次に向かったのは男女別の浴室です。 手前が男湯の入り口、赤い暖簾は女湯の入り口、 突き当りは混浴露天風呂の出入り口となります。 ![]() やっぱり古さを感じる脱衣場ですが、いい雰囲気だと思いませんか。 昔、家族で訪れたような温泉ホテル?そんな古い記憶が蘇るような…。 内湯も貸切状態で利用させていただいた。 ![]() ちょっと手狭なタイル張り内湯空間に、 二段になった今どき珍しい背高湯船がとっても印象的。 茶色く染まるタイルが鉄分含有の多さを物語る。 ![]() ガラス窓の向こうは露天エリアがあるので内湯はそこそこにして、 コチラも二段の湯船の縁を乗り越えて湯船につかります。 ここからのオーシャンビューもお見事な露天風呂。 ![]() 湯船のタイルが破損していたりと老朽化はありますが、 完全かけ流しの温泉なのでそんな古さも詫び寂の世界観に移行します。 時の流れもゆるやかに至極温泉三昧を堪能します。 ![]() お隣の廃墟化したホテルも見応えたっぷり。 この並びにかつてあった『ふるさと観光ホテル』には 『海辺の竜神露天風呂』という混浴の露天風呂が存在した。 ![]() 館内の案内が掲示されていたのでスマホで記録しました。 のんびりゆったり温泉三昧していれば夕食に時間が迫ってきます。 食事処はフロント奥にあるので向かいます。 ![]() 良き温泉旅館に必ずある動物の剥製(温泉サムライ談)はウミガメの展示あり。 大海原を望みつつ夕食が楽しめそう。 さて、どんなお料理を堪能できるのでしょうか。 ![]() 瓶ビールを1本注文して夕食をいただきます。 キビナゴの刺身はこのあたりの名物とあってとっても新鮮。 キビナゴの南蛮漬けに鳥の刺身まであってビールによく合います。 ![]() アツアツで運ばれてくる黒豚のとんかつも 肉厚で脂身が甘く感じられます。 ソースも普通のとんかつソースではなさそうだ。 ![]() 参考までにドリンクメニューを掲載しておきます。 もう少しバラエティーが欲しいように思います。 地ビールや黒ビールなど飲みたかったなぁ~ ![]() 夕食後は客室へ戻ってのんびりします。 お茶うけに「やきいも」のお菓子が添えられていた。 お茶を一服、明日に備えて早めに就寝します。 ![]() 早朝、混浴露天風呂で朝ぶろを堪能します。 朝のヒンヤリとした潮風にあたりながらの温泉は日頃のストレスをも忘れさせてくれた。 運が良ければイルカの群れが現れるらしい。 ![]() 朝食の会場は夕食時と同じ2階の海側の食事処です。 特別な食材はないがあっさりとした和風の一品が膳に並びます。 今日の温泉巡りに備えてしっかり腹ごしらえ。 ![]() チェックアウトの時刻が迫ります。 ホテルから望む桜島を目に焼き付けて、 次に向かったのは『妙見温泉 妙見石原荘』です。 古里温泉桜島シーサイドホテルでお泊りをお考えの方へ。 ご予約は宿へ直接するよりも じゃらんnetや楽天トラベルを介して予約する方が
↑ポイントが使えてお安くできますよ。 空室状況もWeb上で瞬時にわかる優れもの。 おためしあれ。 |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 全室オーシャンビューの客室を持つレトロな温泉は混浴の露天風呂がすばらしい。 |
温泉の泉質 |
源泉名:古里15号/泉質:ナトリウム-塩化物泉(低張性-中性-高温泉)/源泉温度実測約45.5度/pH6.0/成分総計:3.655g毎Kg/ラドン2.2Bq毎Kg |
適応性 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、など |
営業時間 |
日帰り入浴:11:30~20:00 |
料金 |
一泊二食付き1名利用時10700円~(楽天トラベル) 日帰り入浴:500円 |
割引情報 | |
入浴施設 |
男女別内湯、男女別露天風呂、混浴露天風呂1 |
備品等 | リンスインシャンプー、ボディーソープ |
連絡先 |
〒891-1541 鹿児島市古里町1078−63 TEL:099-221-2121 |
アクセス | 公共機関:鹿児島中央駅から桜島行きのフェリーで桜島へ渡ります。フェリーは約15分です。桜島桟橋からバスで約10分です。バス停は「文学碑前」です。 車:九州自動車道の溝辺鹿児島空港ICから国道220号線を南下して約30分 |
駐車場 | 20台無料 |
Wi-Fi | 館内一部で利用可 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345(源泉かけ流し) |
公式HP | 桜島シーサイドホテル (みんなの桜島協議会事務局(NPO法人桜島ミュージアム)) |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2023年3月14日(火)~15日(水)晴れ |
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