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温泉奉行所>岐阜県の温泉>平湯温泉 平湯の湯 |
2019年8月、『野天風呂を探るツアー』と銘打って目指したのは…、 本日ツアー三日目、『新平湯温泉 静岳館』をチェックアウト後、 訪れたのが、コチラ『平湯温泉 平湯の湯』です。 岐阜県と長野県の県境にある平湯温泉は、 戦国時代の開湯といわれ、 武田氏の家臣『山県昌景』が飛騨攻めの最中に発見したそうだ。 峠越えの疲労と硫黄岳の毒ガスにより疲弊していたところを、 白猿によって導かれた温泉に浸かって疲労を回復した…、 という開湯伝説が今に残こされています。 標高1250メートルの位置にある平湯温泉は冬場はスキー客で賑わい、 夏場は避暑地として人気がありますが、 コロナの影響で外国人の姿は皆無になりました。 平湯温泉にはなんと約40本もの源泉井戸があって、 泉質も硫黄泉をはじめ計四種類の泉質からなる温泉地で、 山間にある温泉街は山との調和がとても美しい。 ![]() さて、本日訪れた平湯の湯は『平湯民俗館』に併設された露天風呂。 施設入り口付近には無料で楽しめる足湯もあって チョッと一服するには持って来いである。 ![]() 白川郷を彷彿とさせる茅葺屋根の民族館は無料で見学もできる。 食事処もあってゆっくり楽しめそうだ。 私が訪れたのは早朝なのでまだ開館していませんでした。 ![]() 民俗館の見学はあきらめて、 『平湯の湯』の場所を検索します。 夏草に覆われた暖簾のかかる建物を見つけます。 ![]() 民俗館の傍らにある温泉施設は 無人の共同浴場的な位置付けなのでしょうか。 森林の中に溶け込んだ平屋瓦葺きの浴舎はひっそりと佇んでおります。 ![]() 入湯前に、入湯料金は寸志とありますが、 維持管理に必要な300円程度を入れてくださいとのこと。 小銭は忘れず持って行ってくださいね。 ![]() 木造の浴舎へ一歩足を踏み入れば、 そこは静寂とした板の間の脱衣場であります。 貴重品ロッカーはあるが、入湯する際は盗難防止に気を付けて。 ![]() 脱衣場の木製扉を開けるとそこには…、 周囲を森に囲まれた露天岩風呂が湯を溢れさせ迎えてくれる。 東屋がなんとも風情がありますね。 ![]() 泉質は『炭酸水素塩泉』とありますが、 若干うぐいす色した湯は淡い硫化水素の香りも感じ取ることができる。 かけ湯を念入りに、それでは入湯してみましょう。 ![]() 源泉『山の湯』に山水を加水した実測温度42.6度の湯からは 鉄の香と微硫化水素の香りが辺りを包み込み、 ツルスベ感はないがサッパリとした浴感は朝から頗る気持ち良さ。 ![]() 湯船の岩には温泉の析出物がビッシリと付着して、 湯底からは細かな鉄由来の湯の華が舞い上がる。 お尻と足の裏にこの湯の華が付いてくるので良く洗ってくださいね。 ![]() 小さい温泉施設ではあるが、 入湯した満足度は最大級のコチラ『平湯の湯』は 温泉サムライ一押しの湯なのであります。 平湯の湯周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんnetや楽天トラベルを介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓
一度お試しあれm(_ _)m |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 超おススメ!平湯民俗館に併設された共同浴場的露天岩風呂だ。 |
温泉の泉質 |
源泉名:山の湯/泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性‐中性-高温泉)/源泉温度75.2度 |
適応性 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、間接のこわばり、打ち身など |
営業時間 |
夏期6:00~21:00(10:00~11:45は清掃のため不可) 冬期8:00~19:00(10:00~11:45は清掃のため不可) 定休日:不定休 |
料金 |
入浴料寸志、清掃協力金として300円程度 (民俗館の見学も可) |
割引情報 | |
入浴施設 |
男女別(露天風呂)各1 |
備品等 | 洗面器 |
連絡先 |
〒506-1433 高山市奥飛騨温泉郷平湯29番地 TEL:0578-89-3339 |
アクセス | 電車:JR高山本線高山駅から濃飛バス新穂高温泉行きで55分、平湯温泉バスターミナル下車、徒歩6分 車:東海北陸自動車道飛騨清見ICから国道158号を平湯方面へ約55km |
駐車場 | 8台(無料) |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345(かけ流し) |
公式HP | 公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2019年8月23日(金)曇り |
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