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| 温泉奉行所＞静岡県の温泉＞伊東温泉 毘沙門天芝の湯 |
2020年はコロナウイルスの流行り年。 ツアーに行くか行くまいか、思案した挙げ句に決めました。 恒例『温泉文化を探るツアー2020』出発です。 本日ツアー二日目、宿泊した『金谷旅館』を出発後、 『下田温泉』など経由しながら伊豆半島東側を海岸線に沿って北上します。 道中、大小温泉街が点在する魅力的な地域です。 数ある温泉地でも熱海温泉と肩を並べる有名温泉地ここ『伊東温泉』は、 いのししがこの湯で傷を癒していたことで発見された温泉だという。 その歴史は古く、平安時代に上総介藤原資範が入湯した記録が残っているらしい。 弘法大師や行基といったお坊さんの発見ではないが、 江戸時代の三代将軍家光にお湯を献上したということが今に伝えられています。 歴史上のビッグネームが多数登場する温泉地、 湯量豊富な伊東温泉はその湧き出す湯の量全国第四位、 源泉数では全国第三位と正に一大温泉テーマパークのごとく、 湯屋、温泉ホテル旅館が無数に軒を連ねております。  湯量の多き温泉街に欠かせない外湯も10ヶ所ほどがあって、 なかでも七福神の名前が付された外湯が人気があるらしい。 低料金でしかも観光客にも解放されているので見逃せないですね。  本日はその内のひとつ『毘沙門天芝の湯』へ訪れた。 住宅街にある三階建ての立派な建物は、 市役所の出先機関のような硬いイメージでここに共同浴場があるとは思えない。  その名は『玖須美温泉会館』という1999年建造の公民館で、 一階は温泉施設、上階には集会所があるそうだ。 前面には広くて舗装された無料駐車場を備えております。  入湯客で賑わっている館内、 入った所に券売機があって一般は300円、 区民は70円で利用できるそうな。うらやましい～。 靴を下駄箱へ収納し、 入口付近に貴重品専用ロッカーがあるので貴重な品はそこに入れ、 奥の脱衣場へと進みます。 黄緑色の四角い脱衣ボックスが並ぶ脱衣場はかなり混んでます。 コロナウィルスも流行り始めて間もない頃なので認識はないのですが、 今でいう『蜜』な状態なのです。  浴室は白を基調としたタイル張りで、 窓際には変形湯船が湯を溢れさせております。 なぜだか湯船の中央部から四角い柱が施工されていてみっともないです。 無色透明の湯は源泉温度52.8度の単純泉、 塩分を多く含んだ熱い湯は加水され湯船へと供給されているそうな。 一部にジェットバスも仕込まれており、短時間で身体の芯まで暖まるような浴感です。 たくさんの入湯客でゆっくりマッタリ湯を楽しむことは難しいと思われたが、 温度が高く、濃厚な温泉成分を感じるこの湯はすぐに身体の芯から温まる。 短時間の入湯でも満足感が得られるのだ。 10ヶ所以上あるカランも常にフル稼働され、 地元の方に愛された共同浴場は、 市民のオアシス的な温泉施設なんだと感じました。 本日の宿泊地『伊東温泉 陽気館』へと急ぎます。 伊東温泉で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりも じゃらんnetや楽天トラベルを介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓
一度お試しあれm(_ _)m |
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| 温泉の場所 |  |
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| コメント | 温泉風情や情緒は感じられないが、地元の方に愛されたオアシス的温泉だ。 |
| 温泉の泉質 |
源泉名：混合泉（岡281号、岡128号）/泉質：単純温泉（低張性‐弱アルカリ性‐高温泉）/pH8.2/成分総計0.771g毎kg/源泉温度52.8度 |
| 適応性 | 神経痛や筋肉痛、五十肩、打ち身、くじき、冷え性など |
| 営業時間 |
14:00～22:00 定休日火曜日（奇数月連休あり） |
| 料金 |
大人300円 小学生100円 家族風呂（60分）1,500円 |
| 割引情報 | |
| 入浴施設 |
男女別内湯各１、家族風呂4 |
| 備品等 | アメニティーなし |
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所在地 |
〒414-0041 静岡県伊東市芝町2-3 TEL 0557-36-3377 |
| アクセス | 電車：JR伊東駅から徒歩15分 車：小田原厚木道路 小田原西ICから約90分 |
| 駐車場 | 26台あり、無料 |
| お気に入り度 | |
| 塩素消毒臭度 | 012３45 |
| 公式HP | 伊東観光協会HP |
| 温泉情報 | |
| 入湯日付 | 2020年2月12日（水）曇り |
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