(しんゆうきおんせん)
温泉奉行所>山梨県の温泉>新遊亀温泉 |
真夏の暑い最中、温泉巡りするなんてどうかしてる。 おまけに甲府名物アツアツ『ほうとう』を食べてから温泉に浸かるなんて…。 甲府盆地の今日の天気予報は晴れ、気温38度オーバーときたものだ。 人に何と言われようと温泉三昧を続行する意味はどこにあるのだろうか? 自問自答しながら訪れたのは『甲州ほうとう小作』 午後2時頃というのにたくさんのお客が並んでいます。 注文したのは『豚肉ほうとう』1400円 鉄の大きな鍋の中、赤味噌をベースとした出汁にかぼちゃの甘みが隠し味。 豚肉、山菜、ごろんとしたかぼちゃや里芋、そしてうどんの太いやつ。 二人で分けて食べても満足できる程のボリュームで この暑さで食欲不振だった私は完食することができず残してしまった。 鍋は冬に食べるものだと思っていたが、それにしてもスゴイお客さんだ。 お腹も満たされたところで温泉巡りに戻ります。 カーナビにセット温泉は『新遊亀温泉』住宅街の細い路地をクネクネと入ったところにありました。 ナビの案内がなければたどり着けないような場所にあります。 施設外観はザ・昭和銭湯のたたずまい。 左が男湯、右が女湯の入り口だ。 下駄箱は昔ながらの木札引き抜きタイプのカギで雰囲気たっぷりだ。 脱衣場に入るとこれもまた懐かしい本物の番台があります。 番台のお姉さんも昭和の雰囲気醸し出し高校野球のテレビ観戦真っ最中です。 お客さんが来てもマイペースお姉さんです。 銭湯料金400円を支払って巣箱型脱衣箱へ衣服を整え収めます。 鍵は四角のアルミ製鍵を引き抜くタイプ。脱衣カゴもあります。 浴室と脱衣場はガラスの窓で仕切られ丸見え筒抜け状態なのであります。 準備を整え たくさんの入湯客でにぎわっている浴室へ向かいます。 湯船と床を見ると豪快な大量かけ流し、オーバーフローが私を迎えてくれた。 四角い空間に3つの湯船が奥から配され、 琥珀色したモール泉が奥の湯船から手前の湯船へと順番に溢れ出し、 ザザッと床へ流れ出しています。 見ているだけでも幸せになれるこの湯船は、 右奥が激熱の45℃オーバー源泉かけ流し、左奥湯船は39℃台のぬるめの湯船。 手前の湯船は奥の湯船から合流する混合湯の41℃台の温度設定となっている。 それにしても熱い! 45度オーバーの激熱湯船は濃厚モール香が半端ない。 だがしかし、わずか数十秒でノックアウト。地元の方も入っている姿は見られなかった。 コチラの湯、pH8のアルカリ性で柔らかい浴感はモール泉独特の優しさだ。 さらには淡いモールの香りをも兼ね備えている。 手前の湯船からは結構な炭酸泡と茶色の細かな湯の花も舞っているのだ。 たくさんの入湯客でにぎわう浴室内は湯船の撮影はかなわず、 熱い源泉湯でのぼせ気味、 おじいさんの速攻猥談攻撃であえなく撃沈となりました。 モール泉については北海道『丸美ヶ丘温泉』の記事を参考にしてください。 いや〜こんな温泉が近くにあったらいいのになぁ〜。 ワインに桃、良質温泉、そして『ほうとう』、甲府の人たちは本当にうらやましいです。 宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓ 一度お試しあれm(_ _)m |
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