(ゆのかわおんせん やまうちおんせんちょうせいゆ)
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ホテル雨宮館に到着後、 部屋に荷物を投げ込んで 温泉セット片手に早速外湯巡りへと繰り出した。 目指すは温泉銭湯『山内温泉長生湯』だ。 雨宮館から徒歩約10分で到着予定だったが、 歩道が残雪の凍結でピカピカ状態。 転倒の恐れがあるので思うように歩けなかった。 地元の中学生も思いっきり転倒していたので 慣れない凍結歩道をゆっくりと進むことにする。 目印は路面電車通り沿いにある 湯川温泉郵便局を目指すといいそうだ。 ![]() 湯川温泉郵便局前にある「山内温泉長生湯」は その外観は昭和の文化住宅的な木造建てで 20年程前は旅館を営んでいたそうですが廃業したそうだ。 現在は銭湯として営業を続けている。 ![]() 入口にかけられた暖簾と看板だけが ここが銭湯だということを知らしめている。 中は昔ながらの昭和レトロな銭湯造りで懐かしい。 入口には番台があって そこにはお婆ちゃんが鎮座している。 入湯料は銭湯料金の420円なので、 その場で支払って脱衣場へと進む。 靴箱のカギは昔ながらの木製かまぼこ板型の鍵で これまた懐かしいです。 木製の脱衣箱に服を脱ぎ捨て浴室へ進んだ。 ![]() 浴室には中央部に楕円形の湯舟が1つあって、 3分の1位のところで仕切られていて 張られた湯にその仕切りで温度差が付けられている。 奥側の小さい湯舟がぬるい方なので まずはコチラから入湯してみると… これがまた結構熱い湯だった。 ![]() 温度を測ると実測温度47.5度。 決してぬるくはなく十分激熱クラスの湯だが、 湯の川温泉の常識ではこれぐらいが適温だそうだ。 サッパリとした浴感だが 湯はしっかりとした食塩泉ならではの力のあるもので、 体の芯まであたたまるすばらしい温泉だ。 ここの湯は函館市水道局配湯の温泉に 若干加水して温度調整しているが、 常連客の話によると、 「ここの湯の塩加減は他より薄くてサッパリしている」 ということだ。 さてとなりの熱い湯舟に挑戦だ。 地元の方はゆっくり気持ちよさそうに入湯しているが、 足からソロリと浸かるがこれがまた超激熱で、 足の甲からスネの辺りまでピリピリとしびれだす。 何とか全身浸かるが湯舟の水深は結構深く 中腰での湯浴みとなります。 熱くて湯の中では体は動かせません。 湯舟の中の給湯管からはさらに熱い湯が供給されて かなり熱くなっていた。 ![]() 実測温度はなんと48.9度と正真正銘の激熱温泉だ。 しばらく湯に浸かっていると体は見る見るうちにタコのように真赤となり 毛穴が広がりそこから大量の汗が噴出してくる。 我慢して浸かっていられるのも30秒が限界といったところだ。 余談だが、 浴室の男女の仕切りはスリガラス製で、 時折女体のシルエットがうっすらと映し出されエロティックだ。 それはおそらく婆さんのものであろう(汗) 2度もの発汗で喉もカラカラに渇いてきた。 それにしても地元の方は熱くないのだろうか? 早速聞いてみると、 地元入湯客:「いつも入っているから熱くないよ」 だということだ。 ![]() 奥のパイプスペース周辺は 温泉の析出物の堆積で見事な造形美を造り出し、 あたかもミニチュア鍾乳洞のような見応えのあるものとなっていた。 評価について、 昔ながらの温泉銭湯ということで 鄙びた感じやレトロ感もたっぷりで温泉マニヤにはたまらない。 湯も完全に掛け流されたすばらしいもので 温泉気分も最高調となってくるが、 かなり熱い湯なので猫肌の方の入湯はできないだろう。 個人的に好きなタイプの温泉なので 満点の5つ星を付与させていただく。 函館周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓ 一度お試しあれm(_ _)m |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 鄙びた温泉銭湯は完全かけ流しの激熱温泉だ。 |
温泉の泉質 |
函館市水道局配湯 |
適応性 | 関節痛、筋肉痛、リウマチなど |
営業時間 |
6時〜21時30分 火曜休(祝日の場合は営業、振替休なし) |
料金 |
銭湯料金 |
入浴施設 |
男女別内湯各1で高温・超高温の湯舟1、露天風呂なしサウナなし |
備品等 | |
連絡先 |
〒042-0932 函館市湯川町2-20-9 TEL:0138-59-2681 |
アクセス | 電車:JR函館駅から市電湯の川温泉行きで終点下車、徒歩3分 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345 |
公式HP | |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2009年2月23日 |
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