(かんなわおんせん　しぶのゆ)

「上人湯」を後に鉄輪温泉街のメイン通りである 「いでゆ坂」を下ってゆく。 わずか数分で「渋の湯」に到着だ。 ここは温泉街の中心地で、 鉄輪温泉を開湯したといわれる 一遍上人の像も建立されている。 「いでゆ坂」は石畳がとてもキレイに施されているが、 昔ながらの風情は一片たりとも感じることができない。 立ち上る湯煙のみが鉄輪温泉を思い起こさせてくれる感じがする。 （ピンぼけでごめんなさい） 「渋の湯」も入湯料金は１００円だが、 料金の支払い方法は 中にある１００円ロッカーを使用することで完了する。 とても理にかなった方法が採られていた。 コチラの共同浴場はすでに３名の方が湯を楽しんでいて、 町内の話題で盛り上がっていた。 やはり組合員の方のようだったので 軽く挨拶をしてお湯を頂くことにする。 少し広い目の長方形の湯船には、 他では見られなかった「竹製温泉冷却装置」 なるものが設置されていて目を楽しませてくれた。 熱い源泉はこの冷却装置を伝って常にかけ流されているので 新鮮な源泉が大量に供給されている。 湯からは今までに感じなかった活気を感じた。 冷却装置から出た湯はちょっと熱めの４４度ぐらいあるので、 熱いのが苦手な方はその装置から離れた方が良さそうだ。 ぬるいところでも４２度以上はある食塩泉に 夏の暑い時期にゆっくり浸かれば、 それ即ち即のぼせます。 なめらかで優しいお湯からは刺激的な熱さは感じられない。 最近立て直されたという浴舎はまだ新しさを感じさせるが、 タイル張りの浴室は湯の成分によって変色していて その風合いを増しつつあった。 評価について、 鉄輪温泉街の中心地に建てられた共同浴場でその浴舎は新しく、 観光客向けに建設されているのかもしれないが、 湯は源泉そのままを「竹製冷却装置」を通過、 加水の少ない温泉が楽しめたのは満点の５つ星評価にあたいする。 しかし、鉄輪温泉共同浴場中で甲乙を付けるならば やはり４つ星の評価になってしまうか。 （「むし湯広場」の説明を読む） 次は「熱の湯」を目指す。 追記 「つるや旅館」で借りてきた青い傘（「つるや旅館」のロゴ入り）を ここ渋の湯で忘れてきた事を旅館に帰ってから気が付いた。 まずは正直に女将さんに謝って、明日引き取りに行くことにした。 「ひょうたん温泉」から帰ってきたときには、 その青い傘は旅館に戻ってきていた。 温泉風情は失われつつあるが､ 人情は昔ながら厚く、良い街だなぁっと感じた瞬間だった。 鉄輪温泉で宿をお探しのあなた。 宿に直接予約する前にじゃらんや楽天トラベルで予約する方がお安く泊まれることがあります。 空室確認もWeb上で簡単に確認できるすぐれもの↓ 見るのは無料、今すぐアクセス(^_^)↑
温泉の場所

コメント	この共同浴場は地区が運営する共同浴場ですが、入浴料を払えば誰でも利用することができます。
温泉の泉質	ナトリウム塩化物泉
適応性	神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病など
営業時間	無休　6:30〜21:00
料金	更衣ロッカーに１００円を入れる。
割引情報	別府八湯温泉まつり開催日は無料開放です。
入浴施設	男女別内湯各１で湯舟各１
備品等	洗面器
連絡先	別府市鉄輪風呂本1組
アクセス	JR日豊本線別府駅からバスで約25分、「鉄輪」バス停下車、徒歩2分
駐車場	熱の湯前市営駐車場利用
お気に入り度	（湯は文句なしの５つ星）
塩素消毒臭度	０１２３４５
公式HP	鉄輪旅館組合のHP
温泉情報
入湯日付	2009年８月６日（木）曇り時々雨

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