鉄輪温泉 熱の湯【温泉奉行所】
(かんなわおんせん ねつのゆ)



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渋の湯」入湯後、次に目指すは「熱の湯」だ。
名前からしてとても熱そうなその共同浴場を
地図を確認しながら温泉街を進みます。

鉄輪温泉 熱の湯【温泉奉行所】

その前に「渋の湯」の正面には、
この鉄輪温泉を開湯したといわれる
一遍上人の石像が建立されているので立ち寄ってみた。

真新しい石畳が敷かれ周囲はキレイに整備され、
昔ながらの趣は薄くなっていて少し残念だが、
以前はこの地に「元湯」と呼ばれる
地元泉(じもせん)があったそうだ。

少し歩くと「鉄輪むし湯」という
新しい公共の施設もあって完全に観光地化されていた。

むし湯を正面に左手に進むと、
真新しい石畳から古い歴史を感じる石畳へと変わる。
この石畳こそ旧来のものである石畳で
黒っぽい「別府石」を使用しているという。
そのことは「つるや旅館」の女将さんが教えてくれた。

鉄輪温泉 熱の湯【温泉奉行所】

その先にあるのが「熱の湯」である。
「熱の湯」は共同浴場の中でも一番歴史が古いらしい。

熱の湯という意味は、
湯が熱くてその名になったのではなく、
「体の熱を取り除く」ということの意だそうだ。

鉄輪温泉 熱の湯【温泉奉行所】

コチラ市営の共同浴場はなんと無料で開放されていて、
向いにある駐車場も無料で利用できるという
とてもうれしい庶民の味方的日帰り温泉施設だ。

鉄輪温泉 熱の湯【温泉奉行所】

無料というだけあって浴室内は
地元の方と思われる5名の方が賑やかに湯を楽しんでいた。

例のごとく脱衣場から浴室は丸見え状態でロッカーなし。
ちょっと匂いが気になる脱衣場だが、
たくさんの人が利用するので仕方ない。

鉄輪温泉 熱の湯【温泉奉行所】

服を脱いで湯舟の湯で念入りにかけ湯する。
共同浴場でも一番大きな湯舟でタイル張り。
軽く挨拶をした後、湯舟に入湯するも、
コチラの浴場の名は「熱の湯」というだけあって本日一番の熱さだ。

地元の方に話を伺ってみると、
今日はぬるい目ということだが、
温度は44度ぐらいといったところだろうか。

私が気持ちよく入湯していると、
その地元の方は、「ぬるい」と言いながら
源泉をじゃんじゃん投入し始めた。

46度を越えたあたりから、
湯舟には私一人残してみな飛び出した。
その後も源泉を入れるもんだから私以外誰も入れません。

私一人でこの湯舟を独占して気持ちよく入湯していたが、
一人の長老が湯に入ってきて源泉を止めてしまった。

その長老曰く、
「あまり湯を使うとなくなる…」と言われた。
温泉サムライ:「あつくないですか?」と聞くと、
長老:「ちょっと熱い」とささやかれた。

北海道にある「湯の川温泉」ほどの激熱の湯ではない
ということが分かったのでみなさまご安心を。

湯の感覚としては、
共同浴場の中で一番色付きが良いように思える湯で、
塩分含有量は幾分薄い目のわずかな金気臭を感じる湯。
源泉を大量にドバドバと投入しているためか
湯はとても新鮮に感じられた。

熱の湯での高温温泉の洗礼を受けて、
短時間の入湯ながら体中から汗がさらに吹き出してくる。
体はもうふらふらだ。

評価について、

入湯無料と言うことだけあって、
たくさんの方が湯を楽しんでおられた。
こちらに入湯のみなさんは熱めの湯を好んでいるようだった。

新鮮な湯を存分に楽しめるスタイルは
コチラの共同浴場共通の特権で5つ星の評価に値するが、
鉄輪温泉共同浴場の中で甲乙付けるなら
4つ星の評価とした次第である。

次は「筋湯」を目指し歩き出す。


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温泉の場所 鉄輪温泉 地獄原温泉の地図
鉄輪温泉 地獄原温泉の地図


コメント この共同浴場は市営の共同浴場ですが、無料で誰でも利用することができます。
温泉の泉質

塩化物泉 /泉温69.9度

適応性

神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・疲労回復など

営業時間
6:30〜21:00/無休
料金
無料
割引情報
入浴施設
男女別内湯各1で湯舟各1
備品等 洗面器
(温泉道スタンプ対象施設ですぐ近くにある「入舟荘」にスタンプが置いてあります。)

連絡先

別府市鉄輪井田1組
アクセス JR日豊本線別府駅からバスで約25分、「鉄輪」バス停下車、徒歩3分。
大分自動車道 別府ICから亀川方面へ車で約10分
駐車場 前面に無料の市営駐車場あり
お気に入り度 (湯は文句なしの5つ星)
塩素消毒臭度  012345
公式HP 鉄輪旅館組合のHP
温泉情報
入湯日付 2009年8月6日(木)曇り時々雨


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