湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】
(ゆざこおんせん ゆざこおんせんりょかん)



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2015山陰温泉めぐり一人旅も今日が2日目。
出雲国、神々のふるさとは深山幽谷、
訪れる温泉は神秘的、出会う人々はみなとても親切なのです。

池田ラジウム鉱泉を拠点に向かった本日1湯目は、
石見銀山に一番近い温泉旅館『湯迫温泉旅館』
のんびり湯めぐり夢気分♪なのです。

世界遺産に認定された石見銀山は
完全に観光地と化しあまり魅力を感じない私は
銀山見学をパスし温泉巡りを続行します。

石見銀山から日本海へ向かって
山間の長閑な丘陵地帯を快適にドライブです。
15分ほど走ったところで旅館の案内板を見つけて左折します。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

意外と新しい住宅が点在する枝道沿いを突き当たりまで進むとありました。
2階建ての白い旅館は山の緑に囲まれ静かに佇んでいます。
旅館前面には大きな池に錦鯉が優雅に泳いでいます。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

『なかなか雰囲気いいんじゃないの。』
この夏の暑い時期、池の鯉を見ながら緑豊かな自然に囲まれ暑さを忘れます。
一人で気分を盛り上げ旅館入り口へ向かいます。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

日帰り入浴も積極的に受け入れるコチラ旅館は
月刊誌『温泉博士』の温泉手形(無料で入湯できる券)も時折掲載されるほどに有名らしい。
玄関先で靴を脱ぎ、フロントにて入湯料金を支払います。

午前中に訪れた館内は宿泊客を受け入れる準備や
食材やなんやらの納品などで忙しそうだが、
旅館奥にある浴室へと足早に移動します。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

チョット薄暗い白い廊下も雰囲気タップリ。
気温は暑いがなんだかチョッピリ背中に寒気を感じつつ
縦長の暖簾が掛けられた男湯を見つけて早速入場します。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

必要最低限の備品が置かれた脱衣場はとっても静か。
巣箱状の白い脱衣箱に入湯準備を整えます。
カギは付いているがあまり信用できないかもです。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

ここは引き戸ではなくドア式の扉を静かに開けて内湯に進みます。
浴室は石貼り床に白い壁は洋風寄りのデザイン。
窓際には細長い主浴槽とその傍らに小さな湯船がひとつ。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

窓の向こうは山の斜面が迫る迫力と心地よい自然の風がそよぎます。
身体を洗い流し、まずは主浴槽からゆっくり入湯です。
ほぼ無色透明の湯は循環加温式。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

『うん?あまり特徴を感じないなぁ』
この湯は明治5年の浜田地震の際に湧き出た温泉をろ過加温し利用ということですが、
塩素滅菌のニオイがあまり感じないのは幸いだ。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

源泉温度27.6度の温泉を浴槽実測41.6度に加温され
わずかな浴感を探りながら湯を堪能します。
若干の鉱物香とサッパリした浴感…、乏しい。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

ふと隣の小さな湯船に目が映ります。
サウナ用の水風呂だろうか?
それにしても湯の色が黒々しているように見えます。

『もしかして源泉がかけ流されてるの?』
焼き物の獅子の口から常時湯が吐き出され、
鋭い獅子の目つきに私も睨みを利かせ早速この湯船に浸かると、
『あ〜っ冷たい。』

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

思った通り源泉かけ流し、湯船の縁から湯が溢れ出ています。
実測温度は28.2度と程よい冷たさで火照った身体もクールダウン。
浴感もなかなかいいではないですか。

ドロっぽい匂いに混じってイオウ由来?の火薬の香りも漂い
まさにホンモノ温泉を存分に堪能です。
温度は低いがツルッとサッパリした浴感でかなりお勧めできる。

湯迫温泉 湯迫温泉旅館【温泉奉行所】

コチラ旅館、宿泊者専用なのか家族風呂が用意されている。
換気のためか開けられた扉の奥を望んでみると
鯱の口から湯が注がれた湯船がひとつ佇んでいました。

湯迫温泉でお泊りをお考えの方へ。
ご予約は宿へ直接するよりも
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おためしあれ。

温泉の場所 湯迫温泉旅館の地図【温泉奉行所】
湯迫温泉旅館の地図【温泉奉行所】


コメント 冷泉ではあるが源泉かけ流し湯船がすばらしい。
温泉の泉質

源泉名:湯迫温泉/泉質:ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性低温泉)ラジウム含有/泉温27.3℃/pH8.1

適応性 神経痛、関節痛、五十肩、痔疾、冷え性、疲労回復、健康増進など
営業時間
9:00〜16:00
料金
大人 400円
宿泊5500円から
割引情報
入浴施設
男女別内湯1、貸切内風呂あり
備品等 リンスinシャンプー、ボディーソープ、サウナありますが夜間のみ

連絡先


島根県大田市仁摩町大字天河内町853
TEL:0854-88-2558
アクセス 公共機関:JR山陰本線・仁万駅徒歩30分
車:浜田道 大朝インターから40分
駐車場 20台あり(無料)
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345 源泉かけ流しあり
公式HP 大田市観光サイトHP
温泉情報
入湯日付 2015年8月5日(水)晴れ


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